FXの資金管理

多くの利益を上げているFXトレーダーのほとんどが、「資金管理」が重要だと述べています。資金管理って一体どういうものでしょうか。



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資金管理とは


FXでは、手動で取引する場合(裁量トレードと言います)はもちろん、自動売買でもロット数などを自分で自由に設定できるソフトを使う場合にも、取引の前に「資金管理」をしっかり行なうことが非常に重要です。

相場が期待とは逆方向に進んで含み損を抱えたとしても、そのままロスカットを食らって資金のほとんどを失うような目に遭わないよう、現在の資金に対してどれくらいの取引量でエントリーするか、あるいはどれくらいの含み益や含み損を抱えたときに利確や損切りをするかを、あらかじめ計算して決めておかなければなりません。これが資金管理です。
  • 「含み益」「含み損」とは、まだ決済していない未確定の一時的な利益や損失のことです。
  • 「ロスカット」とは、含み損の額が資金全体に対して一定の割合を超えたとき、FX証券会社が強制的に決済してしまうこと。ユーザーの資金を守るための措置ですが、それでもかなりのダメージです。
  • 「利確」は含み益が出ている状態で決済して利益を確定すること、「損切り」は含み損が出ている状態で決済して損失を確定することです。

FXで勝率100%の手法など存在しません。勝つときもあれば負けるときもあります。99回勝って1回負けるという高勝率の手法であったとしても、そのたった1回の負けでロスカットを食らったらそれまでの利益がすべてパーになりかねません。
そういう状況について「資金が溶ける」という言い方をすることがあります。特に、ナンピン&マーチンゲールの手法を使う自動売買ソフトで起こりがちです。

資金管理は、損失を被ったとしても最小限のダメージで納めるためのリスク管理と言えます。


大切なのは損切りのルール


資金管理で特に重要な要素は「損切り」です。含み損が膨らんだときに、どのタイミングで損切りするか、含み損がいくらになったら損切りするか、それをあらかじめルールとして決めておきます。そして、そのルール通りに損切りするというのが重要です。

先日、たまたま観た時代劇でこんなエピソードがありました。ある娘の父親が丁半博打にハマってしまいます。せめて手持ちの金を失った時点でやめておけば良かったのに、次は勝つかも知れない、次こそ逆転勝利が得られるかも知れないと、賭場に借金しながらずるずると勝負を続け、気づいたときには返済不能なほどの負債を抱えてしまって、娘が女郎宿に売られることになる……という話です。

そこはそれドラマですから、最後は主人公の活躍でめでたしめでたしが待っているわけですが、FXの世界には暴れん坊将軍も水戸黄門も金さんも鬼の平蔵もいません。「もうちょっと我慢したら相場が反転して儲けが出るかも知れない」などと希望的観測にすがって撤退の時期を間違えると、挽回不可能なほどの大きな損失を招くことになりかねません。

損切りは負けを認めて損失を確定してしまうことですから、誰だって喜んでやりたいものではありません。しかし、どんなに心が痛んでも、ルール通りに損切りを実践しなければなりません。それがあなたの大切な資金を守ることになります。

では、どんな損切りルールを定めればいいのでしょうか。


許容損失率を決める


損切りルールを決める際、オススメなのが、まず「許容できる損失額の割合」を決めることです。たとえば、「1回の取引で許容できる最大の損失額は、資金の2%」というふうに、資金に対する割合で決めるといいです。まずは額ではなく割合を決めて、それからいくらになるのかを計算するのがポイントです。
ちなみに、許容損失率は2%が上限だとお考えください。それ以上になると、負けが続いた場合にすごい勢いで資金が目減りし、回復するのに長い時間が必要になります。私の場合には基本的に0.7%、勝利間違いなしだと思える相場でも1%に押さえています。

たとえば資金が30万円あって許容損失率を1%にしたとします。すると、許容損失額は30万円×0.01で3千円ですね。そして、1つのポジションの含み損が3千円になったら、そのポジションはすぐに決済(損切り)してしまいます。

ここで「もう少し待っていれば、反転するのではないか」などと勝手に妄想しないで、すっぱりと諦めてルール通りに損切りしましょう。もちろん、実際のトレードでは、本当にすぐに反転することもあります。しかし、その場合にはいつまでも悔やんでいないで、「これでいい。ルール通りに損切りできた自分はすごい」と自分をほめて、次の取引チャンスを待ちます。

さて、3,000円の損失が確定しましたから、残った資金は29万7千円になりました。次の取引は、29万7千円を元に許容損失額を決めます。1%なら2,973円です。逆に3000円の利益がでて30万3千円になれば、損切り額は3,030円です。

これを繰り返していけば、よっぽど勝率が低い手法を採用しない限り、めったに破綻することはありません。


FXは資金管理だけでも勝てる


明日も資金管理についての話です。実は、ファンダメンタル分析やテクニカル分析などを使って今後の相場の動きを予想しなくても、FXは資金管理と誰でも持っている「あれ」だけで勝つことができてしまうという話をします。お楽しみに。


私が使っている無料EAについては、こちらの記事で解説しています。



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